いちころです。
パテを乗せる時、必要以上に乗せてしまうことってないですか?
薄くのせたかったのに、気がついたらモリモリに乗せていたりね。
分かっているのに、ついついやってしまう。
これってなんでなのか、考えてたんですけど、
長年の習慣やクセ、心理的に「厚く盛った方が良い」と思ってるとか
「薄すぎて失敗するのが嫌」とか、人によって思う事は色々あると思います。
でも、1番の理由は
『厚盛り出来るほどパテを混ぜている』
からじゃないですかね?
必要以上にパテを作っているから、
乗せる際に色んな考えが浮かんでくる
『使い切らないともったいない』
『もう1発乗せとこか』
『とりあえず盛っとこ。後で研いだらええし』
など。
結果、薄く乗せれば1発だったのが、
乗せすぎて、せっかく決まりかけていた面出しが
最初からやり直しになってしまう。
じゃ、どうすればいいのかというと、
『最初から少なく混ぜておく』
ことで解決しますよね。
少ししかないから、盛ることが出来ない。
結果、薄付けが強制的に出来るわけです。
これはサフェーサーなんかでもそうで、
ちょっと塗るだけなのに、硬化剤とシンナーで割ったらえらい増えてしまって、
使う量の方が少ないやんけ!みたいなことがあると思います。
これはおそらくですが、共通の心理として
『足りなかったら困る』ということがあるように思います。
例えばベースを塗ってて、色が足りなくなって困ったとか、
クリヤーを塗ってて、あとちょっとのところで足りなくなったとか、そういう経験が誰にでもあると思いますが、
少なからずそんな『困ったことを回避する』っていう考えが影響してるんじゃないですかね。
足りなかったら困るから多めに作る。
色の場合は、もしものために多く作っておいた方が無難ですが
パテやサフの場合は、少なめに作って、捨てる量を減らすことが出来れば
塵も積もればで、材料費を節約できますよね。
結果、売り上げも上がるので、なかなか馬鹿に出来ないことだと思いますね。