主任の現場メモ

主任の現場メモ#17 思い込みの話

いちころです。

 

技術って、長くやってれば上がるもんでも

ないじゃないですか。そら当然ですよね。

 

でも実際、現場では結果的に

そう思ってる人が結構いるなと思います。

実際うちの現場にもいるんですけどね。

自覚してるかどうかは別にして。

 

自分の仕上がりに対して、

自己採点、自己評価で合格点。

でも受け取る方からしたら『なんやこれ』みたいな。

 

それって、よく言う

『自分の技術に満足してる』に加えて、『改善しなくなった』

のが原因じゃないかなと、見てて思うんすよ。

両方なのか、片方なのかは分からんっすけど。

 

毎回似たような仕上がりなんでね。

 

この状態で長年やり続けるのは危険やなと思いますね。

 

僕は元が下手だったので、今でも改善するクセが付いてますけど、

そうでない人はこうなるんやなと、最近思うようになりました。

 

というのも、若い子に教えてるんでね。今。

 

やっぱ誰しも上手いと言われたいだろうし、

そう仕上げたいと思うのは普通ですよね。

 

でも自分の技術の改善ってしんどいじゃないですか。

だってまずは、自分の技術を疑うことから

始めないとダメだからね。

 

ダメなところを自分で見つけたり、

仲間に指摘されたりして、改善点を理解する。

工夫して改善する。

 

そらしんどいですよ。

やりたくない人にとってはね。

 

僕も最近、ドアパンのパテ修正で

社内チェックで引っかかって、やり直しましたもん。

そこで、パテとサフのやり方を変えた。

 

そしたら完全に歪みを抜くことが出来たんすよね。

 

これ、言われてなかったらそのまま出してたし、

その程度のチェックやったんすよ。

でも、やりなおした。

 

最初は

『これを言うか?ほなもう交換してくれや』

と思ったんですけど、

結果的に、パテとサフの考え方が変わった。

もっと精密になった。

 

段取りも狂うし、めっちゃめんどくさかったけど、

やってよかったっすよ。

この歳になってもまだ伸びしろはあるんやって思えたし。

 

若い子にもこの工夫を教えられるしね。

 

自分の腕を過信したり、

自分はうまいと思い込んだり、

『もうこれでええやん、行こ』とか、

まわりの意見に流されたりしてたら

こうはならなかった。

 

自分次第っすよね。要は。

 

 

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