いちころです。
調色にしても仕上がりにしても
どこまで追いかけるのかっているのは
結構深いテーマと言うか、
僕も、毎度考えることが多いんですよね。
思ったとおりに出来れば問題ないんですけど。
例えば調色。
本当はもうちょい赤いくて濃いけど
これ以上足したらなんがズレそう、
行くか、それとももうちょい触るか・・
みたいな感じですね。
それに関しては皆さんの現場でも
それぞれに基準があると思うので
色々あると思うんですけど、
やっぱり細かい現場はいい仕上がりですよね。
それは見てて思います。
目の粗さまでしっかり合わせてくるところは
歪み抜きにしても、磨きにしても、
もちろん組付け・調整や細部のチェックも細かい。
パッと見、上手いです。
でも逆もあって、オマエようコレでオッケー出したな!
っていう仕上がりのクルマを何度となく見てきました。
というか、今も現場にあるんですけどね。
そのチェックの細かさ、
どこまで追いかけるのかっていう姿勢は
そのまま現場のレベルになるし、
当然それは、外注先や一般のお客さんへの
満足度にもつながると思うんですけど、
最初に書いた通り、そこですよね。
どこまで追いかけるん?
実際コレは腕や時間と相談になるってところだと思うんですけど、
ウチの場合は、そこまで完璧は目指してないです。
完璧っていう言葉を使う事自体
安っぽくなるというか、正確ではないかもしれないですけどね。
基準としては、
『全員が見て、行けると思ったらOK』
って感じです。
例えば、バンパー修理で色を塗ったとして、
フェンダーとの色がなんかちゃうなと思っても、
前後のバランスを見て、問題なかったら行こうとか。
一昔前は、ちょっとでも色がズレてたら
色ちゃうやんけ!とか白いとか黒いとか言われてましたけど、
今はもうワンパネルずつ色が違う時代ですしね。
あとは調色で言うと、目と大体の色味があってれば
僕はOKを出しています。
後輩くんが調色もしてるんですが、悩んだときとかは
僕が見てるんで。
色って、キッチリ寄せたつもりでも
実際塗ったらずれることもあるし、それこそ
塗り方で変わったりしますしね。
僕も現場で塗ってたときは、
納得できるまでやって、
結局やり直しになることって結構ありましたね。
イメージとしては、行って戻ってを何度も繰り返して、
結局駄目みたいな感覚です。
だから後輩くんにも、そのあたりの感覚を
いつも伝えてるんすよね。
コレぐらいの状態で、仕上がったらこうなるみたいな。
感覚でわかったら、あとはもう自分で
どうにか出来るじゃないですか。
どこまで寄せるか、どこまで乗せるか。
狙い過ぎたら失敗するのは、共通だと思いますけどね。