主任の現場メモ

主任の現場メモ#13 キズの舐め合い

いちころです。

 

作業中のミスで、仲間同士で

フォローしあうことはよくありますよね。

 

『気にすんな、次上手いことやったらええねん』

『あるある、オレがやっててもおんなじことなってたわ』

 

など、言葉でフォローし、手伝う。

 

この言葉ってのは僕的にはすごい重要で、

現場でも積極的に使っているんですが、

これって取りようによっては、キズの舐め合いっていうふうに

取られるんですよね。

実際に坊主の頃、親方に言われたこともあるし。

 

『オマエらキズの舐め合いすんな。キモいねん』

 

みたいな感じでね。

 

このキズの舐め合いって、本来の意味を調べてみると、

本気で問題を解決する気はないのに、

お互いの不幸や失敗を共有して安心し合うこと

らしいんですよね。

 

自分もしんどい、相手もしんどい。

せやんな?分かるわ~って言いながら

何も変えんし、変えようとしない。

 

こういう、被害者意識を高めあって、

キズを治そうとせずに、そのままにして気持ちよくなってるようなら、

そらおっしゃるように気持ち悪いっすよ。

 

でもそれって、言う方と言われる方の

意識の持ち様で変わりますよね。

 

綺麗に直すことが目的で、

出来なかったこが悔しくて、腹が立つ。

これは僕達の現場ではデフォルトですよね。

 

そういう人がミスったとき、最初に書いた、

『気にすんな、次上手いことやったらええねん』

という言葉、そしてフォローは

次の作業への気付けになり、経験になる。

 

でもそうでない人。

キズを舐めあう、言うたら自分に甘い人にとっては

ブレーキになるんすよね。

『気にせんでええって言うたやないっすか』

と、なんなら上げ足を取ってくるようなことを言うたり。

 

この違いを考えてみたら、

1.自分のミスを反省して改善したいのか

2.自分のミスを正当化したいのか

コレじゃないかと思ってます。

 

この違いはもう、本人の自由なので、

周りがどうこう言うことではないと思うし、

実際目の前で起こったとき、僕は2の方には何も言わず、

放っておきましたね。辞めるまでね。

 

現場では、1であることが前提だと思ってるし、

だからこそ、フォローの言葉もかけるし手伝いもする。

反省し、必要以上に落ち込んで、次もその気持を引きずらんようにするためにね。

 

なので、キズの舐め合いっていうものを

現場でやってる事自体、論外なんじゃないかと思いますね。

 

 

 

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