主任の現場メモ

主任の現場メモ#9 肌を研ぐ感覚

いちころです。

 

今日は久々に磨きの作業を手伝ったんですが、

ちょっと気がついたことがあって。

 

技術的なことではなくて、ホントちょっとした

感覚の話なんですけどね。

 

でもこの感覚は、きっとあったほうが良いと思ったので

皆さんと共有したいと思います。

 

言われたとおりに

磨きの講習に行くと、分かりやすく綺麗に磨く方法を教えてくれますよね。

ポリッシャーの種類、バフの選び方、コンパウンドの選び方、

そして肌の見かたなど。

僕も過去に3回ほど参加したことがあるんですが、

毎回学びがあり、その学びを活かして作業していました。

 

でも、なんていうか、技術としては理解してるけど

納得しきれてないところがあって。

『こう言われたからやってる』

って感じですかね。ちょっとうまくいえないですけど。

 

教わった技術をそのまま真似しているだけで、

感覚として自分のものになってないと言うか、

良く言えば、教わったことを忠実に。

別の言い方をすれば、考えずにやってるって感じですかね。

 

それが今日ちょっと腑に落ちたんですよね。

 

 

得意な作業で考える

皆さんそれぞれ得意な作業があると思うんですけど、

僕の場合、日常的にやってるのが歪み抜きなんすよ。

 

お分かりのように歪みを抜く場合、当板、ペーパーの番手、

あともちろんパネルの状態を確認する目も手の感覚も要りますよね。

 

これを磨きで考えた場合、磨くっていう感覚が

『肌を研ぐ』って感覚に変わったんですよ。

 

分かりにくいですかね?

これは言葉遊びでもなんでもなく、感覚の話です。

 

ポリッシャーを選び、バフとコンパウンドも選んで、

パネルをよく見て、狙った肌まで磨く、研ぐ。

 

そのため、広範囲は無理で、小範囲を確認しながら研ぐ。

ペーパーの目を飛ばすように、パテ粉を飛ばすように

バフとパネルをエアブローし、余計なコンパウンドを飛ばす。

 

こうすると、磨きが途端に歪み抜きと同じ感覚になり、

今まで引っかかってた感覚が腑に落ちたんですよね。

 

 

自分の言葉で言うということは

誰かの言ったことの真似ではなくて、

自分の言葉でなにか説明するということは、

経験則がその内容の殆どだと思います。

 

僕の場合、講習で習った磨きの技術は

今までのやり方を変えるとてもいい内容だったんですが、

なんていうか真似してるだけだったんですよね。

 

これは工夫しても結局一緒で、

それは自分のやりやすいように、やり方を変えているだけで、

いわゆる我流です。

 

これは良し悪しの話ではなくて、

自分の得意な作業の考え方で見た時、

僕なら、歪み抜きで磨きを見た時、表面の技術だけではなく、

その根本というか根っこの部分っていうんですかね?

 

なんでこうするのか。

なぜこの道具を使うのか。

どこまで研ぐのか。

どの仕上がりでOKなのか。

 

このあたりを共通させることで、自分の中で納得できると言うか

腑に落ちるんですよ。

と同時に、自分の言葉で説明もできるし、

作業自体も習ったことの真似ではなく、教えてもらったことを踏襲しながら

自分で考え、時には応用をしながら進める事ができる。

 

自分勝手にやり方を考えるのではなく、

やりやすいから、やりやすい方でやるんじゃなくて

綺麗に直すために、自分のやり方で直せるようになる。

 

1個でも何か得意な作業があれば、

その考え方を別の作業に重ねることで、

僕の磨きの感覚のように、きっとなにか気付くことがあると思いますよ。

 

 

あとがき

今回は磨き中に気付いたことを書きました。

 

歪み抜きと磨きを例に出しましたけど、これは別の作業でも同じで、

例えば塗りでも同じように使えます。

ガンの距離と、色を乗せる感覚。

なんでこうなったのか、自分が何をやったのかの感覚ですよね。

 

腑に落ちる=自分のものになる

って考えると、今まではあんまり深く考えて作業してこなかったように思います。

今回の磨きも特にそうで、見た目が綺麗に磨けてればOKという感じで。

 

でも僕の場合、他の作業と比べるだけで

途端に考え方が変わった。

事に仕えるって言葉の通り、自分事に落としこむ感覚ですかね。

 

今日の作業で何が変わったか。

そう考えるだけでも、だいぶ変わりますよ。

 

 

 

 

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